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株式会社芹澤工業

創業当初より押出成形や射出成形といったプラスチック製品、主にシートやフィルムを成形したり、フィルムにコーティングやラミネートを塗工したりする産業機械の製造に携わってきました。 その生産技術と経験を生かし、現在では、ロボット部品、自動車部品の焼入機や試験機、鉄道関連部品等の製造、更には、お客様のご依頼を基に独自に新たな機構設計も行っており、あらゆる分野の産業機械の製造に挑戦し、実績を積んでいます。

品質方針を維持するために、安全・環境に関する改善活動に加え、ISO9001に基づいた生産体制の向上や、不良率等のデータ集計とその分析を行う等、組織的に品質保証に向けた取り組みができるよう環境を整えています。 また、製造工程ごとに検査を徹底して行い、不良品を次工程に流さない取り組みをしています。 また、出荷前の最終検査では、常温かつクリーンに保たれた精密検査室で検査を行っているので、より精度の高い製品を提供できます。 また、卓上型三次元測定機を導入したことで、複雑な形状のワークの高精度（5/1000ｍｍ単位）の測定が可能になり、幾何学公差や座標など多様な計測や品質評価ができるようになりました。

図面のない構想段階から産業機械の製造をお受けしています。 お客様から与えられた構想をもとに、今までにない産業機械をどのようなメカニズムで実現できるかを考えて行きます。 これまでに培った経験やノウハウを生かし、構想図に基づく総合的な設計はもとより、独自に新たな機構を設計することも行っています。

多品種少量生産であるため、加工する製品が毎回ことなります。また、鉄やステンレス等多岐にわたる鋼材を取り扱っており、熱処理や表面処理にも対応できる幅広い知識と経験を必要とする業務です。 また、社内で組み立てる産業機械の部品だけでなく、お客様からご依頼頂いた部品の単品加工も行っています。機械設備の故障により部品交換が必要な場合や、改良のための仕様変更など幅広くお客様をサポートしています。

高精度の機械組立の芯出し作業には1000分の1ミリ単位の精度が必要とされます。 不具合があれば、図面通りに製作されている部品であっても少しの歪みも許されないため、手作業で微調整を何度も行ない、精度の追求を行うケースもあります。 機械化できない手作業こそが、弊社の確かな技術に繋がっています。

加工品の寸法検査をする大事な最終工程です。検査には、主にノギスやマイクロ等を使用し、部品1点1点を検査します。 また、卓上型三次元測定機を使用することで、複雑な形状のワークを高精度（5/1000ｍｍ単位）の測定の実現化や幾何学公差や座標など多様な計測や品質評価を行っています。